学校のベルの「き~んこ~んか~んこ~ん」ってメロディ, 最初に考えたのは誰なんだろう? 日本独特っぽくはあるんだが... 滝廉太郎とか作ってそうだよな(ぉ
本日のアレ.19990317 - Xia's
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アレ
安室奈美恵の母親が殺害されたらしい, てのは昼間に教わったんけど, 夜になるとバッチシそれをニュースでやってて. 「今! 安室さんが空港に到着しました! 隣にはSAMさんも付き添っています!」って, あのレポートをやってる人々はどういうメンタリティでやってるんだろうねぇ.
まぁ,職業に貴賎はない,っていうけど, あたしゃーそれは嘘だと思うなぁ. しかもそれが, とんねるずと辺見えみり他数名が老人を笑い者にする番組の直後にやってて, なんつーかテレビ嫌いになるね,こんなんばっかだと(笑)
とかやってたら「笑う犬の生活」見はぐった (;_;) あれフジテレビだったのか, なぜか日テレだとずーっと思ってたし (;_;)
「食指が動く」って文は,元々は中国の春秋だか戦国だかの時代の話だ. ちょっとした位のナントカさんが,友人を連れてパーティに行ったのだな. で,ナントカさん,こっそり厨房を覗いたら珍味であるスッポンのスープか何かを発見して大喜び. ついでに友人をカツいでやれっとか思って, 人差し指をぴくぴくっと曲げてみせた.で, 「これは食指といってな,これが動くと珍味にありつけるのだ」と. もちろん友人は半信半疑だったのだけど, ホントに珍味が出てきてびっくりだ! しかし,先の発言をパーティの主催者が聞いていて, わざとナントカさんにだけスープを配らなかった. 「へへーん,そんなんウソぢゃんー」ってわけ. ナントカさんはもちろん怒って, なんとその人差し指をスープに突っ込んでひと舐め, 「あー,うまいうまい!」つーて場を去った,と.
で,この事から, 「食指が動く → いいものにありつける → 興味を引くものがある → ソソる」 という意味になっていった.指が動くのは,本来の部分では, 単なるフラグであって,その動いた指で何かをしようってわけじゃないんだけど, オチの部分から,その興味を引くものの方へ動いていく, みたいなイメージに取られることもあるようだ.ダウジングか?
んだけど...「しょくし」はちょっと発音しづらかったらしく, 誰かがこれを「触手」と間違えたらしい. で,「触手が動く」の「動く」をさっきの話の後者の意味で 「いいものを取りに動いていく」イメージに捉えて, 「触手を伸ばす」という表現が生まれたらしいんだな. さらに否定形で使われることが多い. 「今回の新製品は,どうもイマイチ触手が伸びない」とか.
これはこれで定着してしまうなら, 新しい表現が生まれたって事で,何ら問題はないんだけども, そもそも「触手」ってもの自体が, 「食指 == 人差し指」に比べて,圧倒的に馴染みが薄い. しかもそれを伸ばしたり伸びなかったりする? 触手が付いとるんか,君にわ?
と,まぁそういうわけで,「食指」と「触手」の双方の語彙を使い分けた方が, 誤って覚えてたり語源を知らないで言葉を使うより, より文章造りの選択肢が多くなるんでないかなー,という,ね.ええ.
社のマシンのひとつに CD-R が付いてるので, ちょろっと焼いたりとかして帰宅(ぉ