諸君　私は GT-R が好きだ
諸君　私は GT-R が好きだ
諸君　私は GT-R が大好きだ

Ｓ耐が好きだ
JGTC が好きだ
ルマンが好きだ
ゼロヨンが好きだ
ヒルクライムが好きだ
ダウンヒルが好きだ
走行会が好きだ
シグナルレースが好きだ
ドリフトが好きだ

FISCO で　鈴鹿で
ニュルで　SUGOで
サルテで　MINEで
首都高で　湾岸で
一般道で　峠道で

この地上で行われるありとあらゆる競争行動が大好きだ

フロントロウにならんだＣカーのロケットスタートが轟音と共に敵車を置き去りにするのが好きだ
マージンもなくチューンされた敵車がクラッシュしてばらばらになった時など心がおどる

チームメイトの操る車が敵車に追突するのが好きだ
スキール音を上げてアウトにふくらんでいく敵車をインからぶち抜いた時など胸がすくような気持ちだった

ノーズをそろえた友軍のブロックが敵の追撃を翻弄するのが好きだ
熱中症状態の新人が既に磨耗したタイヤで何度も何度もスピンしている様など感動すら覚える

敗北主義の二輪駆動車をコース上に吊るし上げていく様などはもうたまらない
異音を発する敵車が私の踏みこんだアクセルとともにブースト音を上げるターボの前にそそくさと道を開けるのも最高だ

ライバル社の似非スポーツカーに滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に守るはずだったプライドが名ばかりの GT などと揶揄される様はとてもとても悲しいものだ

英米の排気量に押し潰されて先行されるのが好きだ
英米スポーツカーに抜き去られ下位クラスの様に周回遅れになるのは屈辱の極みだ

諸君　私は GT-R を
地獄の様な GT-R を望んでいる
諸君　私に付き従うドライバ諸君
君達は一体何を望んでいる？

更なる競争を望むか？
情け容赦のない糞の様な競争を望むか？
鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様なレースを望むか？


『GT-R！　GT-R！　GT-R！』


よろしい　ならば四輪駆動だ


我々は渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だ
だがこの暗い闇の底で 16年もの間堪え続けてきた我々にただの四輪駆動ではもはや足りない！！

ATTESA を！！
一心不乱の ATTESA E-TS を！！

我らはわずかに一個大隊　千人に満たぬ暴走族に過ぎない
だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している
ならば我らは諸君と私で総力100万と1人のレーサ集団となる

我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう
髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させよう
連中に恐怖の味を思い出させてやる
連中に我々のツインターボの音を思い出させてやる

天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる
一千人のレーサの戦闘団で
レース界を燃やし尽くしてやる

「最後の大隊大隊指揮官より全日産ユーザへ」
目標グループＣポディウム最高位！！

第二次 GT-R 作戦　状況を開始せよ

征くぞ　諸君