ウィリアムズの 2004年の新型車 FW26 が発表されますた. 写真とかはこの辺で.
まぁ何というか,すんげーフロントマスク(笑) 今までのノーズをずっと短くして,フロントにアームを延ばした感じだね. ノーズの先端は,このアームの上端よりも低い位置にあって, つまりノーズの両端に壁があるようなデザインになっている. これ,壁の端の辺りで乱流が出来るような気がするけど,大丈夫なのかしら? まぁ大丈夫だから採用したんだろうけど.
フロントサスペンションは,2003年型のセンタキール式から分割アーム式になった模様. しかも 2002年のジョーダン並に極端なハの字型だな. これは,マシンのノーズが空力のために持ち上がってる分, サスのロアアームの付け根の取り付けのために下側に出っ張りを作らなきゃならないわけだが, その出っ張りが中央に 1本だったのが,左右に 2本ずつになったということ. 空力は良いが剛性の問題があるとかないとか.
リアのエンジンカウルは,ビミョーに MP4/19 テイスト. 去年の後半でウィリアムズは FW25 に「背びれ」を付けたり外したりしていたのだけど, 今回はそれをカウルに組み込んだように見える. ちと写真じゃ判りにくいけど,これ,カウルが背びれみたいに尖ってるんじゃないかな?
サイドポンツーンの下端は, F2003-GA や MP4/18 みたいな「反り返り処理」にはなってない……かな? 暗くてよく見えないや. その他,サイドウィングレットや,いかにもテキトーなリアウィングは, どうせ総とっかえ前提だろうから無視(ぉ
ってことで,なんかこー,ビミョーに心配なマシンです(笑) まぁ去年のウィリアムズみたいに途中から良くなる例もあるけど…… フロント周りの空力と剛性が特に心配だわー. がんがれウィリアムズ.っていうかモントーヤが勝てばそれでいいわけですが(ぉ