パラメタ調整・つづき
▽20070218a
#コンピュータ
#動画圧縮
静止の多い実写の代表として,録画した「タモリ倶楽部」を 2種類のパラメタでエンコードしてみた.
No. | --subme | --b-rdo | --me | --ref | --mixed-refs | 時間 | SSIM | PSNR Avg. | PSNR Global | サイズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
13 | 6 | ○ | hex | 2 | ○ | 1:31:10 | 0.9694616 | 41.180 | 40.759 | 410,683,530 |
33 | 7 | ○ | hex | 2 | ○ | 1:40:07 | 0.9694720 | 41.189 | 40.770 | 408,881,496 |
処理時間 9.8% 増加に対して,画質向上はほとんど誤差範囲,ファイルサイズは 0.44% しか低減されていない,と…… どう見ても時間の無駄です,本当に(ry
というか,画質の差やファイルサイズの差とかってこないだの WRC の 10秒の動画ではもっと激しかったようなので, もしかしたらこのパラメタは今回のソースでは飽和しちゃってるのかもしれない. 空耳アワースペシャルのタモリ倶楽部では動きがほとんどないから, 動き補償パラメタをいじっても効果は出にくいってわけだな. むしろ B フレームを増やすとかした方がいいのかもしれない.
なんつーかこう「どれにでもそれなりに通じるパラメタセット」をひとつ作って楽したいんだけど, やっぱ最低でも「モータスポーツ用」と「普通のテレビ番組用」は分けた方が良さそうね…… まぁアニメとかで完璧を目指す人は作品ごとどころかその回ごとに専用パラメタを構築するらしいけど. どんだけ手間かけんだよw