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アレ

  ▽19980720a #日記

本日のないとめあ

 しとしと雨の降る平日の夜, 職場らしきところからなぜか最寄りの駅でなくその隣の駅まで歩く. 時間は 21:00 ちょうど頃, 駅ビルに着いたらちょうど店が閉まるところだ.
 改札に行くために通過するモールが, ちょうど閉まってしまったところだったので, 地下道を通って行く事にする.

 地下の様子が普段と違う. 薄暗いし,道も狭いし,やたらと分岐があって, 要するに Wizardry の世界なのだ.
 ドアの向こうに厨房があって料理人が料理を作っていたり, 倉庫にいろいろと掃除用具が置いてあったり, おそらくどこかのホテルの地下だと思われる. 実験室のような所では, 研究者らしき人間に襲われたりする.

 散々に迷って,とても不安な気持ちでうろつき続ける自分.
 ようやく出口を見つけると,そこは最初に降りた階段の反対側で, 要は地下を一周して別の出口から戻ってきたのだった. 振り返ると,いま上がってきた階段には炎が上がっていて戻れない. 再び最初の階段を降りるしかないのだ.

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