それはそうと...
あたしゃ基本的には用語とは正しく使うものだと思っているが,
もちろん正式な表現ばかりでは一般人に通じない場面も多々あるって事は理解してる.
もひとつ,言葉ってのは時々に応じて常に移り変わるものだとも思っている.
あ,この辺の話は長くなるので別のトコに書こう(笑)
で,つまり「インターネットする」とか「ホームページ」とかって,
確かに原語の意味からは大きく外れてたり,
言葉としてそもそも成り立っていないとしても,
この表現が通じない事なんて(わざとやってるんでない限り)
まずありえないでしょ?
よく「HP? ヒューレット=パッカードの事ですか? :-)」
とかって嫌みったらしー文を(特に技術系のMLで)見かけるんだけど,
文脈的に紛らわしいトコとかならともかく,
ごく普通の使用法でもそういう反応をする人が時々いるのね.
こーゆーの見るたびに「うるせーよ,文脈推論せんかい!」とか思うさ.
既に一般化しているんだから,
うっとーしー技術オタク的なプライドにこだわらず,それに従えっつー.
ある単語が一般化したかどうか,
ってのは条件の付けにくいところだけど,
誰も具体的な統計を取っていなくても,
明らかに一般化したとしか思えない言葉ってものがあるでしょ.
あー,もちろん,技術的必要性のある場面で一般化したとはいえ不明確な単語を用いるべきでない,
って事は理解の上なんだけど
(ってそんな事説明するまでもないと思うけど).
例えば HP のサーバを取り扱ってる社で HP ってあれば,
まずそれは HP の事なんだろうけど,
ごくフツーの人が HP の情報を見てメールしてきたりしたら,
その場合の HP ってのは,ほぼ確実に HP を見ての話でしょ.
文脈的に意味の明確なところでおかしなオタク根性を出して一般人いじめをするのは,
明らかにリソースの無駄だと思うがねー.