一日中,家で,ビデオ見たりぐーたらしたり. 目を休めないとね.えぇそのためですよ.ただのひきこもりじゃないんですわよ?
本日のアレ.20040531-20040606 - Xia's
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アレ
LASIK の術後は良好でございます. 今日は手術翌日ってことで術後検診を受けに再びクイーンズスクエアへ.
あたしの元の視力は右目が左目に比べて極端に悪く, 術後もなんだか右目の方が視界がぼやけていて(というか視力が低くて), 検診で視力を測ったら左目 1.5 で右目 0.8 だった. まぁ元が悪かったからこんなもんなのかなぁ? と思って医師に聞いてみたら……
うーん両目とも実に綺麗にレーザを当てることができましたね.うん綺麗だ.良好です. 左右で状態が異なるのは,元の視力が異なる分,レーザの当て方も異なるためでしょう. 1週間ほどで安定してくれば,両目とも 1.5 くらいにはなるでしょうね.
ってことだそうで ヽ( ´∀`)ノ
あとは安定するのを待ちましょう,ってことですな.
そんなわけで,手術完了. 手術直後はちょっと視界がぼやけているけど,充分に視力はあって, 休憩室みたいなところで 10分ほど目を閉じて休んだら終了です. ちなみに寝そうになった.ていうかたぶん寝てた.
目をガードする仕組みのごっついサングラスをもらって帰宅. 電車なんか乗りたくないのでタクシーで帰っちゃいますよ. 「目を酷使しないため,今日はできれば昼寝とかしちゃって,夜も早く寝てください」だそうだ. まぁ視界がちょっとぼやけてるので酷使したくてもできそうにないが.
目には痛みはあまりない. というか,ちょっとあるかな? 目が痛いというか,コンタクトを入れっぱなしにしてまぶたに負担がかかってるような, そんな感じの重さを感じる.あと目が乾いてる感じ.
貰った目薬は 3種類. クラビット点眼液, フルメトロン, ヒアレイン. クラビットは以前に結膜炎の時にもらったことがあるな. ていうかあそこ薬局じゃないのにこれ出しちゃっても良いんだろーか.まぁいいや. これらを 1日に 5回,それぞれ 5分くらいあけて点眼,と.
実際,目を使わないで何もしないとなると寝るくらいしかないので,昼寝することにする. 「寝る時用の眼帯」ももらってきたが, これは一般に「眼帯」という語から連想するような布のものではなく, 伊達メガネのレンズに通気穴を開けたようなプラスチックの透明な板. これをテープで顔に貼り付けて(笑), うっかり触っちゃったりしないようにして寝る,と.ちょっと面倒.
いよいよ手術の日.指定の時間に病院へ.
まず最初に医師の診察というか面談みたいのがあるんで, こないだから気になってたことを質問してみた. それは,レーザ照射中に眼球がガーっとか動いてしまったらどうなるの?って問題. 医師によると,レーザ照射装置はロックオン式になっていて,ある程度の動きなら追従します. スコープを外れたら照射は停止します. でも動かないに越したこたーないので, 手術中は目の前の赤い点滅を死ぬ気で凝視してください(笑)だそうです……
で,いよいよ手術.まず麻酔.麻酔は目薬で行なうのね. 目薬の麻酔なんて効くのかよ? とか思ってたんだけど, この目薬,さした瞬間に微妙に痺れが走る, いかにも「効きそう」というか「ヤバそう」な目薬だった. さしてしばらくたつと目の周囲が重くなってきて, 何というか,すっごく眠くてまぶたが腫れぼったいみたいな感じに.
次に,「じゃ目に印を付けますから」とか言われて, 医師が何やらペンのよーなもので目にマーキング. 麻酔が効いてるので全く痛くはないけど, なんつーかこう想像できる絵ヅラがイヤな感じ(笑) まぁペンは視界の横から入ってくるので,以前の, 角膜チェックセンサを直接瞳孔に当てる処置よりは気楽かもしんない. ちなみにあたしは先端恐怖症とか全然ないのでこれは平気.
で,手術台に寝ると,目の周囲にマスキングテープ(としか呼びようがないもの)を貼って, 「まつげ除けテープ」でまつげを上下に除けた上に, 目にフックのよーなものをはめて開いた状態で固定する. このフックみたいのはビミョーに痛い.眼球でなく,麻酔の効いていないまぶたに引っ掛けてるからかな?
目が乾いて痛いんじゃないかなぁ,麻酔が効いてると大丈夫なんだろうか? とか思ってたら,横から助手のナースさんが目薬をバシバシさしてくれるモヨウ. アレだ,「時計仕掛けのオレンジ」の強制映画シーン.アレ.100パー,アレ(笑).
スライド式のベッドで機械の下に移動されると,目の正面にオレンジの明滅がある. この時点で目はフツーに見えていて,とにかくこの明滅を凝視してれば良いわけですな.
で,いよいよ眼球表面にフラップを作るわけですが. 目に何か「野菜の皮むき器」に似たものを押し付けて,そいつが作動すると, 視界が右から「ずずずずっ」と失われていく!(笑) もちろん反対側の目はフツーに見えてるし. 装置が戻されると,ややぼやけた視界が回復します. 自分の角膜がどういう惨状なのかが非常にわかりやすいなぁ. もちろんこの間も頑張ってオレンジの明滅を凝視中.途中で見えなくなるけどな(笑)
その後,何をしてるのか不明な処置をいくつか. 医師が「視界がぼやけますよー」とか言ってくれるのだけど, その通りに視界がぼやけたり戻ったりするので, 特に精神的苦痛もなくオレンジの明滅を凝視.
最後にレーザを照射する. 角膜を構成する物質をレーザで蒸発させて,角膜全体の薄さを調節することにより, 焦点距離を変えて適切なものにするのですわね. この前の処置で視界はけっこうぼやけている状態で, 機械動作音が「じーーーー」とか聞こえてくる. で,弾けるような「ばばばっ!」って感じの音と共に, 視界に白い閃光が走る.あーコレがレーザなのですねっていうか, 視覚に認識できるってことは角膜を通過して網膜まで行ってませんかレーザさん?
でもまぁオレンジの明滅らしきものは見えているので凝視しまくると, およそ 30秒くらいで完了. レーザ装置を停めた瞬間に焦げたにおいがするのは, この手術で最もイヤな瞬間なのではないだろうか(笑)
いよいよ鯖汁も最初の車検であります. 社の帰りに東名高速で NEXT 屋へ.
現時点で走行距離は 88000km くらい. 90000km いくかと思ったけど,ま,ここんとこあまり乗ってなかったしな.月 2000km くらい. とか言ったら梅ぞ~さんにすかさず「乗りすぎ」とかツッコミを食らったりする平凡な日常.
オイルとかを交換してもらって,あと各部気になるトコとかの整備もお願いして, 代車のマーチさんで帰宅. いちお代車を出してもらってるけど,明日は LASIK 手術なので, 往復くらいしか乗らないんじゃないかなーと思いつつ, でも電車で行くと異様に遠い場所なのでワガママ言って代車を出してもらったのでございます.
夕食に社の同僚様たちとジョナサンに行ってたら,みっちからメール. 「オゾンホールってどうして南極にだけ出来るんだ?」
……んーんんん,確かに謎ですな. 自転運動とか磁場とかを持ち出すなら北極にも出来そうなものだし……
ってことで Web で調査.いくつかあった中で解りやすいのはここかしら.
理解のためにまとめとくとー,えーっと.
南極の冬場は一日中太陽が昇らない「極夜」になる(白夜の反対). で,極夜の間に,南極大陸をとりまく偏西風がジェット気流となって「極夜渦」を作る. すると南極上空はめっさ冷えるし,渦のせいで外側との大気の交換がほとんどできなくなる.
上空が -78 度を下回ると,「極成層雲」という,硝酸と氷から成る雲ができ, 化学反応でフロンガス由来の塩素化合物から塩素原子が発生する.
これが極夜渦の中で蓄積していき,春になり日光を浴びると, 光化学反応により活性塩素原子となり,これがオゾンを分解する触媒となる.
なお,同じことが北極で発生しないのは,北極の周囲は陸や海が入り乱れているので, 極夜渦が安定しないため,温度が南極上空ほどには下がらないからである.
へぇぇぇぇ.そうだったのかー! みっちにはこれをメール返信して 78へぇ いただきました(笑)