今日も幕張で手順書作りの日々なのであった. 手順書つっても単純なもので, 画面を ALT + PrintScreen キーで取り込んで Word 文書に貼り付けて, ボタンのトコに丸を書いて「コレを押す」って説明するだけ(ぉ
そもそも説明するほどの作業でない部分が多いんだけど, 「Iさんでもできるように」とか名指しでレベルを指定されてしまっているので(ぉ, それに合わせたレベルの手順書を作らねばならない. なんておさるな仕事だろう.うだうだ.
ていうか,それにしても砕きすぎな気がするぞ. 「リソースペインの PRODUCT_VERSION のプロパティで値を最新バージョン番号に置き換える」 って説明をすれば済むところを, 「(1) 左のウィンドウにある「リソース」をクリックする(絵)」 「右側ウィンドウの「PRODUCT_VERSION」をダブルクリックする(絵)」 とか,いちいち絵でマル付けて説明しなければならんのか! 個人的にはそういう説明が必要なレベルの人が作業するって事実だけでもかなり怖いものがあるんだが...
しかし,昔のコンソール環境なら 「これこれこういうコマンドを一字一句間違いなく入力すれ.いいから入力だけしてれ」 で済んだところなんだけど,変に GUI なんてものが普及しちゃったら, 「このボタンを押せ.いいから押せ」では済まなくなってしまっているのだ.
ていうか問題はもっと深いところにある気がする. コンピュータ使用者のスキルが格段に下がってきているのだ. かつてはコンピュータを操作する立場の人間は少なくとも 「ファイル」とか「コマンド」とか「データベース」 とかについて説明しなくても理解してくれてた,気がする! 手順書には「~~を実行する」とだけ書いておけばよくて, 「スタートメニューを開いて(絵),このメニューを選択し(絵), これを実行する(絵)」なんて描かなくてもよかったんだ.
うーん,こんなことになっちゃった責任は, やっぱし「パソコンは簡単だ」なんて大嘘を平気で流布させた PC メーカにあると思うんだけど...(笑)